北朝鮮「党・軍・内閣」大幅人事:照準は「未曽有の国難」打開(中)

執筆者:平井久志 2022年6月26日
タグ: 北朝鮮 金正恩
エリア: アジア
6月12日に開かれた朝鮮労働党中央委書記局会議。左が金正恩党総書記(『労働新聞』HPより)
金正恩党総書記と7人の書記局員が、党と国家をリードする。党内はもちろん軍の綱紀粛正・統制強化を図る人事配置だが、一方で国際担当と対南担当の書記は不在。当面は国内の難局対応に終始し、外交面での大きな動きはない可能性が高い。(上編はこちらのリンク先からお読みいただけます)

 北朝鮮メディアは6月13日、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記の司会で同12日、朝鮮労働党中央委書記局会議が開かれたと報じた。党中央委総会(6月8~10日)に続く会議で、ここで党書記局の陣容などが浮かび上がった。

 会議に参加したのは金党総書記のほか、趙甬元(チョ・ヨンウォン)、朴正天(パク・ジョンチョン)、李炳哲(リ・ビョンチョル)、李日煥(リ・イルファン)、金才龍(キム・ジェリョン)、全(チョン)ヒョンチョル、朴泰成(パク・テソン)の7氏だった。

カテゴリ: 政治 軍事・防衛 社会
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執筆者プロフィール
平井久志 ジャーナリスト。1952年香川県生れ。75年早稲田大学法学部卒業、共同通信社に入社。外信部、ソウル支局長、北京特派員、編集委員兼論説委員などを経て2012年3月に定年退社。現在、共同通信客員論説委員。2002年、瀋陽事件報道で新聞協会賞受賞。同年、瀋陽事件や北朝鮮経済改革などの朝鮮問題報道でボーン・上田賞受賞。 著書に『ソウル打令―反日と嫌韓の谷間で―』『日韓子育て戦争―「虹」と「星」が架ける橋―』(共に徳間書店)、『コリア打令―あまりにダイナミックな韓国人の現住所―』(ビジネス社)、『なぜ北朝鮮は孤立するのか 金正日 破局へ向かう「先軍体制」』(新潮選書)『北朝鮮の指導体制と後継 金正日から金正恩へ』(岩波現代文庫)など。
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