アイオワ州党員集会:ロムニーを軸に展開されることになった大統領候補指名獲得争い

執筆者:足立正彦 2012年1月5日
タグ: アメリカ
エリア: 北米

 1月3日、12万2255人の有権者が参加して行なわれたアイオワ州共和党党員集会では、ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事が僅か8票差というアイオワ州党員集会史上最も僅差でリック・サントラム元上院議員(ペンシルベニア州)を振り切って勝利を収めた。3位には21%を獲得したロン・ポール下院議員(テキサス州第14区)、4位にはニュート・ギングリッチ元下院議長(ジョージア州第6区)、5位以下はリック・ペリー・テキサス州知事、ミシェル・バックマン下院議員(ミネソタ州第6区)(翌4日に共和党大統領候補指名獲得争いからの撤退を表明)、ジョン・ハンツマン前ユタ州知事が続いた(表参照)。

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執筆者プロフィール
足立正彦(あだちまさひこ) 住友商事グローバルリサーチ株式会社シニアアナリスト。1965年生まれ。90年、慶應義塾大学法学部卒業後、ハイテク・メーカーで日米経済摩擦案件にかかわる。2000年7月から4年間、米ワシントンDCで米国政治、日米通商問題、米議会動向、日米関係全般を調査・分析。06年4月より、住友商事グローバルリサーチにて、シニアアナリストとして米国大統領選挙、米国内政、日米通商関係、米国の対中東政策などを担当し、17年10月から米州住友商事ワシントン事務所に勤務、20年4月に帰国して現職。
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