さる7月19日、日本テレビの朝の情報番組『スッキリ‼』の放送途中、いきなり司会の加藤浩次やレギュラー・コメンテーターのテリー伊藤ら4名が居並び、深刻な表情で唐突に謝罪を述べ始めた。
テレビの生放送では、時として不適切な表現や事実関係の訂正、謝罪をその場でするケースはままある。
が、この日の謝罪は異例だった。謝罪の内容が同番組で1年以上も前に放送された特集企画についてであり、しかも、当時の放送映像を流しつつ、数分間に及んだ。他局を含め、ここまでの謝罪はあまり例がない。

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