国際論壇レビュー
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「エジプト騒乱」で批判受けるオバマ大統領の「外交・安全保障」

 騒乱はいまも続く (C)AFP=時事
騒乱はいまも続く (C)AFP=時事

〈エジプトの天安門事件だ〉――。

 進歩派の英紙『ガーディアン』は8月15日付社説の見出しで厳しく断罪した。軍のクーデターに反発するエジプトのモルシ前大統領派のデモに対し治安部隊がすさまじい弾圧を始め、18日までに政府側の発表で死者は850人を超えた。

 同紙は、軍主導でつくられた暫定政権は「ルビコン河を渡った」と見る。クーデターを仕掛けたシーシ国防相はイスラム組織ムスリム同胞団に対し「宣戦布告」をしたに等しく、もはや同胞団との政治的和解の希望はなくなった、と同紙は言う。【Military crackdown: Egypt’s Tiananmen Square, The Guardian, Aug. 15

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執筆者プロフィール
会田弘継 関西大学客員教授、ジャーナリスト。1951年生まれ。東京外語大英米語科卒。共同通信ジュネーブ支局長、ワシントン支局長、論説委員長などを務め、現在は共同通信客員論税委員、関西大学客員教授。近著に『破綻するアメリカ』(岩波現代全書)、『トランプ現象とアメリカ保守思想』(左右社)、『増補改訂版 追跡・アメリカの思想家たち』(中公文庫)など。訳書にフランシス・フクヤマ著『政治の衰退』(講談社)など。
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