「『干しメンタイ』(不可侵)で『クジラ』(核放棄)を釣ろうとする米国」

執筆者:平井久志 2013年10月15日
タグ: 北朝鮮 韓国

 北朝鮮の国防委員会スポークスマンは10月12日「米国が心から朝米関係の改善に関心があるならば対朝鮮敵視政策から撤回するべきだ」と題した声明を発表した。この声明はケリー米国務長官が日米両政府の外交・防衛担当閣僚による安全保障協議委員会(2プラス2)後の共同会見で発言した不可侵に関する発言内容を批判したものであった。

 声明は「この日、ケリーはわれわれが非核化を先に始めれば米国は対話を行なう準備ができており、われわれの非核化開始が確かであればわれわれと平和的な関係も結び、不可侵条約も締結すると生意気に言いふらした」と指摘した。

カテゴリ: 軍事・防衛
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執筆者プロフィール
平井久志 ジャーナリスト。1952年香川県生れ。75年早稲田大学法学部卒業、共同通信社に入社。外信部、ソウル支局長、北京特派員、編集委員兼論説委員などを経て2012年3月に定年退社。現在、共同通信客員論説委員。2002年、瀋陽事件報道で新聞協会賞受賞。同年、瀋陽事件や北朝鮮経済改革などの朝鮮問題報道でボーン・上田賞受賞。 著書に『ソウル打令―反日と嫌韓の谷間で―』『日韓子育て戦争―「虹」と「星」が架ける橋―』(共に徳間書店)、『コリア打令―あまりにダイナミックな韓国人の現住所―』(ビジネス社)、『なぜ北朝鮮は孤立するのか 金正日 破局へ向かう「先軍体制」』(新潮選書)『北朝鮮の指導体制と後継 金正日から金正恩へ』(岩波現代文庫)など。
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