ロシアでは今年五月九日の対独戦勝記念日にモスクワ中心部の赤の広場で、ソ連邦崩壊以来久しく見られなかった大規模な軍事パレードが行なわれる見通しだ。 モスクワの消息筋によれば、このパレードでは多数の兵士や戦車、戦闘機に加え、移動式大陸間弾道弾(ICBM)や最新型ミサイルのトーポリMなども公開される予定。最大の目的は「強大なロシア」の復活を内外に宣伝するためで、プーチン大統領の強い意向で実施が決まったという。また同大統領は、自分の後任に選んだメドベージェフ第一副首相が三月の大統領選挙で当選した後、新大統領に就任する今年五月に合わせ、このパレードを計画したという。
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