4月27日、日本銀行は金融政策決定会合を開催し、新たな追加金融緩和策を決定した。
特筆すべきは、「国債買い入れ枠を無制限に拡大」し、“事実上の財政ファイナンス”に踏み出したことだ。
そこで今回は、この「財政ファイナンス」について紐解いてみたい。
発表文に説明なし
この決定会合まで、日銀は、
「長期国債の保有残高の増加額を、年間約80兆円をめどとしつつ、弾力的な買い入れを実施する」

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