株暴落の幇助犯は“地雷”付きファンド

執筆者:鷲尾香一 2008年3月号
カテゴリ: 経済・ビジネス 金融

 日経平均株価はこの半年間で五千円も下落した。一月二十二日には一万三千円を割り込んだが、強く反発することもなく、この原稿を書いている時点までは一万三千円前後でふらついている。昨年七月九日に一万八千二百六十一円の高値をつけたのが嘘のような急落ぶりだ。 株価暴落の“主犯”は、アメリカが震源地となったサブプライムローン問題だ。証券化されたローン商品を購入していた欧米の金融機関は、被った巨額損失の穴埋めのため、保有する日本株を売却して資金を調達した。詳細は90ページからの記事に譲るが、福田政権の改革後退と経済無策が外国人投資家の嫌気を誘ったことも影響した。

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執筆者プロフィール
鷲尾香一 金融ジャーナリスト。本名は鈴木透。元ロイター通信編集委員。外国為替、債券、短期金融、株式の各市場を担当後、財務省、経済産業省、国土交通省、金融庁、検察庁、日本銀行、東京証券取引所などを担当。マクロ経済政策から企業ニュース、政治問題から社会問題まで様々な分野で取材・執筆活動を行っている。
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