ニューハンプシャーの番狂わせも「インターネットを使った政治」の影響
[ワシントン発]去る二月一日、米ニューハンプシャー州で共和党の大統領候補を指名する予備選挙が行なわれた。二〇〇〇年米大統領選の行方を占う最初の選挙として注目を集めたこの選挙は、圧倒的優位を伝えられるジョージ・ブッシュ・テキサス州知事がジョン・マケイン上院議員に敗北するという思わぬ結果に終わった。マケイン氏の得票率は四九%、ブッシュ氏は三一%。米有力メディアは、「Eポリティクス」への取り組みの違いをマケイン氏の勝因の一つと分析している。

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