最新鋭戦闘機で結びつくロシアとマレーシア

執筆者: 2003年9月号
エリア: ヨーロッパ アジア

 ロシアがアジアへの兵器売り込みに注力している。八月初めにはプーチン大統領自らマレーシアを訪問、最新鋭戦闘機スホイ30MKMの輸出契約の調印式に臨んだ。 ロシアとマレーシアが結んだ契約はスホイ30十八機を二〇〇七年までに引き渡すという内容で、九億ドル(約千百億円)という巨額の商談だ。マレーシア人の宇宙飛行士を二〇〇五年にロシア宇宙船ソユーズに乗せて国際宇宙ステーションに送り込むという“おまけ”も付いている。 ソ連時代の一九六七年に両国の国交が結ばれて以来、ロシア(ソ連)の最高指導者のマレーシア訪問は今回が初めて。首脳が外遊する際は何カ国かまとめて訪問するのが普通だが、今回は東南アジアではマレーシアだけ。ロシアがいかに今回の訪問を重視していたかは明らかだ。

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