中国政府が発表した尖閣諸島付近の島々の名称決定について、中国政府は「標準化」という言葉を使っていますが、これは各地で未確定やばらばらに使われていた地名を国家的に統一する、という作業で、中国が1990年代から広い国土のなかで続けてきている作業です。
しかし、タイミングとしては、日本政府が最近、各地の島嶼の名称をつけたことへの対抗措置という解釈でいいと思います。
日本の名称決定について、日本国内ではほとんど小さなニュースでしたが、中国では各メディアでかなり大きく取り上げられました。

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