7月7日に急性心筋梗塞により88歳で死亡した全秉浩(チョン・ビョンホ)氏は金日成(キム・イルソン)時代から、北朝鮮の軍需産業を支えた中心人物だった。その死亡で、北朝鮮の軍需産業部門の世代交代が一気に進むとみられる。
軍需産業部門は世代交代へ
党中央委員会と国防委員会が7日付で発表した「訃告」などによると、全秉浩氏は1926年に慈江道前川郡の貧農の家庭に生まれ、朝鮮戦争中の1952年9月から軍需産業分野に従事し、1970年からは党中央委の副部長、部長、党書記などを務めた。1982年3月に軍需産業を担当する第2経済委員会委員長になり、同8月には党政治局員候補に起用された。
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