「マイナス金利」で目論見が外れた日銀の慌てぶり

執筆者:鷲尾香一 2016年3月24日
エリア: 日本

 黒田東彦・日本銀行総裁が導入した「マイナス金利政策」は、市場に与えたインパクトの大きさに反して、実態面では“不発”に終ったことが明らかになった。3月16日に日銀が発表した2月の「業態別の日銀当座預金残高」を見ると、マイナス金利導入は銀行の行動にほとんど影響を与えていないことがわかる。もちろん、1カ月だけの実績でマイナス金利政策が失敗だなどと言うつもりはない。しかし、黒田総裁の思惑通りにはならなかったのは確かだろう(「日銀当座預金」「準備預金」についてはこちらの記事を参照=2016年2月4日「日銀『マイナス金利』導入の『本当の理由』」)。

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執筆者プロフィール
鷲尾香一 金融ジャーナリスト。本名は鈴木透。元ロイター通信編集委員。外国為替、債券、短期金融、株式の各市場を担当後、財務省、経済産業省、国土交通省、金融庁、検察庁、日本銀行、東京証券取引所などを担当。マクロ経済政策から企業ニュース、政治問題から社会問題まで様々な分野で取材・執筆活動を行っている。
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