「専門家の部屋」に、3本の新エントリ。
「北朝鮮『最高人民会議』(下)新味ない『5カ年戦略』と『健康不安』」(朝鮮半島、平井久志さん):党と国家のトップに就いた金正恩氏ですが、その経済戦略には新味なく、活発に見えるのは外交のみ。そんな金氏の肥満と喫煙――健康不安も問題になりそうです。
「EUの来た道(中)19世紀から続く悪戦苦闘」(ヨーロッパ、渡邊啓貴さん):1830年代に成立したドイツ関税同盟や、1860年代のラテン貨幣同盟。欧州統合の萌芽はこのころからありました。そして第1次世界大戦後には、カレルギー卿がパン・ヨーロッパ運動を提唱することになります。
「サウジの圧力に屈した『潘基文』国連事務総長」(国際機関、鈴木一人さん):イエメン内戦で蹂躙される子どもの権利。報告書で取り上げられたサウジの蛮行について、撤回に応じた潘基文事務総長。「国連の信頼性への深刻な打撃」として、批判の声が高まっています。