【水】トランプ、タイ「メディア王」、中東通信

執筆者:フォーサイト編集部 2016年10月12日

今朝は、「専門家の部屋」の「アメリカ」に「『問題ビデオ』発覚:『トランプ候補』を見限り始めた共和党」(足立正彦さん)をアップロードしました。史上最低と酷評された第2回討論会でも指摘されたビデオ問題。いまや共和党は、ほとんど大統領選を放棄して議会での多数派死守に集中し始めているかの様相です。

 

また、同じく「専門家の部屋」の「東南アジア」には「タイ政治混乱の裏面で蠢いた『メディア王』の末路」(樋泉克夫さん)の新エントリ。一代でメディア王国を築き、タクシン政権の誕生に大いに寄与したかと思えば一転、反タクシン運動最大の原動力となって政権を打倒するも、自らは会社経理の不正で投獄。まさに波乱万丈の人生です。

 

さらに、「池内恵の中東通信」では下記の2本を更新しています。

中東の安全保障上の争点は紅海岸地域にシフト常に関心が集まるペルシャ湾岸と異なり、これから何かが生じるか、あるいは新たな機会が生まれえるのが紅海岸地域。安全保障の面からも注目されるべきであり、イエメン内戦もこの観点から考える必要があります。

バーブル・マンデブ海峡のUAE艦船攻撃に用いられたのは対艦ミサイルC-802かイエメンのモハー沖でUAE海軍が使用する輸送高速船をフーシー派がミサイル攻撃で大破させた事件の背後にイランの影。米駆逐艦にも「警告」の砲撃か。

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