FRB「資産縮小」でも米金融政策「崩壊」の瀬戸際

執筆者:鷲尾香一 2017年9月26日
エリア: 北米
フィッシャーFRB副議長の辞任には世界に衝撃が走った(右はイエレン議長)(C)EPA=時事

 

 トランプ米大統領の“言動”により、順調に進んできた米国の金融政策に暗雲が立ち込めている。

 米国では、2008年のリーマン・ショックによって発生した金融危機対策のため、日本と同様にFRB(連邦準備制度理事会)がゼロ金利政策に加え、量的緩和を実施した。2014年10月まで3度にわたって実施されたその量的緩和策により、FRBが買い入れた米国債などの資産は、量的緩和実施前の9000億ドルから約5倍の4兆5000億ドルまで膨らんだ。

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執筆者プロフィール
鷲尾香一 金融ジャーナリスト。本名は鈴木透。元ロイター通信編集委員。外国為替、債券、短期金融、株式の各市場を担当後、財務省、経済産業省、国土交通省、金融庁、検察庁、日本銀行、東京証券取引所などを担当。マクロ経済政策から企業ニュース、政治問題から社会問題まで様々な分野で取材・執筆活動を行っている。
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