昨日午後、以下の2本の記事をアップロードしました。
「金が中央銀行の金庫に眠る」という不思議な話(マネーの魔術史・野口悠紀雄さん):金本位制なら、本来は「金」が貨幣となって流通するはず。ところが現実には、巨額の「金」が各国の中央銀行に退蔵されているのです。
初来日で見えた「シンゾー・ドナルド関係」の逆転現象(日本外交の部屋・村上政俊さん):今回の初来日で、いっそう親密さが増したように見える「シンゾー・ドナルド関係」。ところがよく分析してみると、頼り頼られる間柄が逆転しているような――。
また深夜には、「池内恵の中東通信」で2本の記事をアップロードしています。
サウジの「汚職追及」で大メディア所有者が軒並み対象に:反サウジでも反王政でもなく、むしろ御用メディアとも言えるのに拘束されたことの意味をどう考えるべきか、池内さんの考察は鋭いです。
レバノン情勢の緊迫:サウジは対イラン・ヒズブッラー強硬姿勢を強める:サウジお抱えと言われるレバノンの首相が辞任し、さらに自国民にレバノンからの退去を指示したサウジ。レバノンを巡って一挙に緊張が高まっています。
そして本日の更新記事は、村上政俊さんの「アメリカ外交の定石に回帰した『トランプ日韓訪問』」(日本外交の部屋)です。日本に続き、韓国を訪問したトランプ大統領。両国への対応には差があったようですが、それこそが本来のアメリカ外交の「形」なのです。