北朝鮮「権力暗闘」最新事情(下)「大胆でスケールの大きい作戦」とまだ続く「粛清」

執筆者:平井久志 2017年12月27日
エリア: アジア
金正恩党委員長(右)の下で、強大な権力を手中にした崔龍海党副委員長(左)だが、粛清の可能性は? (C)時事

 

 北朝鮮は「第8回軍需工業大会」の開催に続いて、12月21日から23日まで「朝鮮労働党第5回細胞委員長大会」を開催した。党細胞とは5~30人で構成される朝鮮労働党の最末端組織で、細胞委員長はその責任者だ。2013年1月に第4回を開催して以来、約5年ぶりの大会となる。かつて細胞の責任者は「党細胞書記」と呼ばれたが、2016年5月の第7回党大会で「書記」が「委員長」に名称変更された。

カテゴリ: 政治 軍事・防衛
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執筆者プロフィール
平井久志 ジャーナリスト。1952年香川県生れ。75年早稲田大学法学部卒業、共同通信社に入社。外信部、ソウル支局長、北京特派員、編集委員兼論説委員などを経て2012年3月に定年退社。現在、共同通信客員論説委員。2002年、瀋陽事件報道で新聞協会賞受賞。同年、瀋陽事件や北朝鮮経済改革などの朝鮮問題報道でボーン・上田賞受賞。 著書に『ソウル打令―反日と嫌韓の谷間で―』『日韓子育て戦争―「虹」と「星」が架ける橋―』(共に徳間書店)、『コリア打令―あまりにダイナミックな韓国人の現住所―』(ビジネス社)、『なぜ北朝鮮は孤立するのか 金正日 破局へ向かう「先軍体制」』(新潮選書)『北朝鮮の指導体制と後継 金正日から金正恩へ』(岩波現代文庫)など。
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