「共和党優位」でも「反トランプ追い風」の民主党が拮抗する上院議員選挙「展望」

執筆者:足立正彦 2018年1月19日
エリア: 北米
与野党とも議員たちはすでに気もそぞろか……(C)AFP=時事

 

【ワシントン発】 約1カ月前、本欄に「『2018年中間選挙』に向けた与党・共和党の『不安要因』」と題して寄稿した(2017年12月22日)。共和党が議席を減少させている事実や歴代大統領の支持率と議席数減少の相関関係などを紹介し、今年11月に実施されるドナルド・トランプ氏の大統領就任後初めての中間選挙について、昨年末時点での展望を行った。本稿では、同時に行われる上院議員選挙に焦点を当てて取り上げたい。

カテゴリ: 政治
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執筆者プロフィール
足立正彦(あだちまさひこ) 住友商事グローバルリサーチ株式会社シニアアナリスト。1965年生まれ。90年、慶應義塾大学法学部卒業後、ハイテク・メーカーで日米経済摩擦案件にかかわる。2000年7月から4年間、米ワシントンDCで米国政治、日米通商問題、米議会動向、日米関係全般を調査・分析。06年4月より、住友商事グローバルリサーチにて、シニアアナリストとして米国大統領選挙、米国内政、日米通商関係、米国の対中東政策などを担当し、17年10月から米州住友商事ワシントン事務所に勤務、20年4月に帰国して現職。
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