インテリジェンス・ナウ
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「リビア・モデル」を口実に北朝鮮が態度硬化:中国の意を受け「非核化」の条件で対立

執筆者:春名幹男 2018年5月23日
2004年、米テネシー州オークリッジのエネルギー省施設に運び込まれた、リビアの遠心分離器用のアルミニウム管。点検の結果、使用されたものではなかったことが判明した (C)時事

 

 あの時も、確かに情報機関が主導して、「核廃棄」にこぎ着けたのは事実だった。故ムアマル・カダフィ大佐が元気だったころ、リビアで起きた核廃棄のことだ。

 しかし、当時の「成功物語」がいまや、北朝鮮の「非核化」のモデルとしてよみがえり、それに反発する北朝鮮が「米朝首脳会談の再考」まで言い出すことになる、とだれが予想しただろうか。

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執筆者プロフィール
春名幹男 1946年京都市生れ。国際アナリスト、NPO法人インテリジェンス研究所理事。大阪外国語大学(現大阪大学)ドイツ語学科卒。共同通信社に入社し、大阪社会部、本社外信部、ニューヨーク支局、ワシントン支局を経て93年ワシントン支局長。2004年特別編集委員。07年退社。名古屋大学大学院教授、早稲田大学客員教授を歴任。95年ボーン・上田記念国際記者賞、04年日本記者クラブ賞受賞。著書に『核地政学入門』(日刊工業新聞社)、『ヒバクシャ・イン・USA』(岩波新書)、『スクリュー音が消えた』(新潮社)、『秘密のファイル』(新潮文庫)、『米中冷戦と日本』(PHP)、『仮面の日米同盟』(文春新書)などがある。
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