岩瀬昇のエネルギー通信
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6月「OPEC総会」で世界が注視する「5つのポイント」

昨年11月に協調減産の延長を決めた会議でも並んで会見していた(左がロシアのノヴァク、中央がサウジのファリハ各エネルギー大臣)(C)EPA=時事
「100年前の今月、ペトログラードのロシア・バルチック艦隊はボルシェビキ政権に退陣するように呼びかけた。1917年の革命を軍事的に支持した船乗りたちはすでに幻滅し始めていた。今週、再びサンクトペテルブルクと呼ばれているこの街で、ロシアとサウジアラビアの両国エネルギー大臣が、かつて熱烈に支持した戦略行動が同じように行き過ぎだったのかどうか協議した」

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