緊急首脳会議「合意」はしても「解決」はしないEU難民問題

執筆者:花田吉隆 2018年7月5日
最終的に「共同声明」採択に至ったのは明け方4時を過ぎていた(C)EPA=時事

 

 難民が大挙して押し寄せ、制御不能になった2015年の再来は何としても避ける――。

 6月28、29の両日、ベルギーの首都ブリュッセルにて開催されたEU(欧州連合)首脳会議は、この1点を念頭に交渉が繰り広げられた。

 最終的に採択された共同声明の内容は、2点に要約できる。「EUの扉の管理は厳重にする。不法移民の流入は許さない」「難民(難民申請者)は域内を勝手に動くことは許されない」。

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執筆者プロフィール
花田吉隆 元防衛大学校教授。1977年東京大学法学部卒業。同年外務省入省。在スイス大使館公使、在フランクフルト総領事、在東ティモール特命全権大使、防衛大学校教授などを歴任。
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