米朝首脳会談「1カ月」の検証(3)眠れないほどの「ミッション:インポッシブル」

執筆者:平井久志 2018年7月24日
エリア: 北米 アジア
ポンペオ米国務長官(右)は、金英哲党統一戦線部長(左)との協議が「生産的」だったと言うが (C)AFP=時事

 

 米メディアなどで北朝鮮の非核化に懐疑的な見方が噴出すると、ドナルド・トランプ大統領は7月3日、ツイッターで「フェイクニュースを含め野党だけが不満を言っている。私がいなければ今ごろ北朝鮮と戦争になっていたぞ!」と反発した。

 トランプ大統領は「北朝鮮とはたくさん良い話し合いをした。うまくいっている!  ロケットの打ち上げも核実験も8カ月間ない。アジアのすべての人が感動している」と主張した。北朝鮮の非核化に進展はないが、北朝鮮が昨年のように核実験やミサイル発射をしていないのも事実だ。

カテゴリ: 政治 軍事・防衛
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執筆者プロフィール
平井久志 ジャーナリスト。1952年香川県生れ。75年早稲田大学法学部卒業、共同通信社に入社。外信部、ソウル支局長、北京特派員、編集委員兼論説委員などを経て2012年3月に定年退社。現在、共同通信客員論説委員。2002年、瀋陽事件報道で新聞協会賞受賞。同年、瀋陽事件や北朝鮮経済改革などの朝鮮問題報道でボーン・上田賞受賞。 著書に『ソウル打令―反日と嫌韓の谷間で―』『日韓子育て戦争―「虹」と「星」が架ける橋―』(共に徳間書店)、『コリア打令―あまりにダイナミックな韓国人の現住所―』(ビジネス社)、『なぜ北朝鮮は孤立するのか 金正日 破局へ向かう「先軍体制」』(新潮選書)『北朝鮮の指導体制と後継 金正日から金正恩へ』(岩波現代文庫)など。
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