灼熱 評伝「藤原あき」の生涯

灼熱――評伝「藤原あき」の生涯(4)

執筆者:佐野美和 2018年7月29日
エリア: 日本
まだ髷を結っていた頃の藤原あき。正確な撮影年は不詳。この後、あきは波瀾万丈の人生を送ることになる(自伝『雨だれのうた』(酣燈社)より)

 

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 藤原あきが明治の時代に皇族や旧大名一家の娘たちと肩を並べて、いや、それ以上の教育を受け物質的にも豊かな暮らしがなぜ出来たのであろう。

 それには、父親の中上川(なかみがわ)彦次郎について知る必要がある。

 彦次郎は嘉永7(1854)年、中津藩の金谷森ノ町に豊前国(大分県)中津藩藩士・中上川才蔵の長男として生を受ける。母親は福澤諭吉の姉・婉(えん)だ。

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執筆者プロフィール
佐野美和 政治キャスター。東京都八王子市出身。株式会社チェリーブロッサムインターナショナル代表取締役。大学在学中、フジテレビの深夜番組として知られる『オールナイトフジ』のレギュラーメンバー「オールナイターズ」の一員として活躍した。1992年度ミス日本に選ばれる。TBSラジオのパーソナリティ、TBSラジオショッピングの放送作家を経て、1995年から2001年まで八王子市議会議員として活動。以後はタレントとしてテレビ出演のほか、講演会も精力的に行う。政治キャスターとしてこれまで600人以上の国会議員にインタビューしている。主な書籍に『アタシ出るんです!』(KSS出版)、『あきれたふざけた地方議員にダマされない!』(牧野出版)などがある。
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