欧州が困惑する「米露」親密「米欧」亀裂
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もはや同盟国とは言えないほど険悪な関係になったNATO各国首脳らと(C)AFP=時事
7月11、12日のNATO(北大西洋条約機構)首脳会議、12日からのドナルド・トランプ米大統領による英国訪問、続く16日の米露ヘルシンキ首脳会談は、ヨーロッパに強烈な衝撃を与えた。これをどう評するか。NATO及び英国訪問は「破壊的だった」(『フィナンシャル・タイムズ』=FT=社説)、「銃の乱射事件に見舞われたかのよう」(独紙『フランクフルター・アルゲマイネ』=FAZ=ベルトルド・コーラー発行人)であり、ヘルシンキ会談は「最も恥ずべきパフォーマンスの1つ」(ジョン・マケイン米上院議員)と酷評が相次いだ。
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