「テスラ」イーロン・マスク「株価操縦騒動」と「中国製造2025」戦略

執筆者:岩瀬昇 2018年8月15日
物議を醸す発言の多いイーロン・マスク氏(C)AFP=時事

 

 先週水曜日の8月8日、『フィナンシャル・タイムズ』(FT)は、サウジアラビア(以下、サウジ)の「公共投資基金」(PIF)が米国の電気自動車メーカー「テスラ」の株式を買い増ししたため、同社の株価は4.52%上昇し、357.20ドルになった、と報じた(Tesla share move higher on Saudi Arabia’s fund stake)。

 同記事によれば、「PIF」は情報開示を要求されない程度、すなわち3~5%にまで買い増ししており、投じた資金は17~29億ドルになる、とのことだった。

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執筆者プロフィール
岩瀬昇 1948年、埼玉県生まれ。エネルギーアナリスト。浦和高校、東京大学法学部卒業。71年三井物産入社、2002年三井石油開発に出向、10年常務執行役員、12年顧問。三井物産入社以来、香港、台北、2度のロンドン、ニューヨーク、テヘラン、バンコクの延べ21年間にわたる海外勤務を含め、一貫してエネルギー関連業務に従事。14年6月に三井石油開発退職後は、新興国・エネルギー関連の勉強会「金曜懇話会」代表世話人として、後進の育成、講演・執筆活動を続けている。著書に『石油の「埋蔵量」は誰が決めるのか?  エネルギー情報学入門』(文春新書) 、『日本軍はなぜ満洲大油田を発見できなかったのか』 (同)、『原油暴落の謎を解く』(同)、最新刊に『超エネルギー地政学 アメリカ・ロシア・中東編』(エネルギーフォーラム)がある。
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