「発泡酒」の味:カンヌ是枝監督『万引き家族』への疑問符(上)

執筆者:長谷川康志 2018年8月16日
エリア: 日本
第71回カンヌ国際映画祭で「万引き家族」が最高賞パルムドールを受賞し、帰国会見する是枝裕和監督 (C)時事

 

 1995年3月20日、オウム真理教による地下鉄サリン事件が起こり、その年の12月に是枝裕和監督の映画デビュー作『幻の光』が公開される。そして、今年のカンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した是枝監督の新作『万引き家族』の日本公開(2018年6月8日)から約1カ月後の7月6日、尊師・麻原彰晃(松本智津夫元死刑囚)ら7名の死刑が執行された。残る死刑囚6名も同月26日に執行。私の中で、オウムと是枝監督は、どこか響きあって思い出される。

フォーサイト最新記事のお知らせを受け取れます。
この記事をSNSにシェアする
執筆者プロフィール
長谷川康志 1978年横浜生まれ。映画批評家。酒豆忌(中川信夫監督を偲ぶ集い)実行委員。2012年より『映画論叢』(国書刊行会)にて「デジタル過渡期の映画上映」を連載中。
クローズアップ
comment:0
icon
  • 記事の閲覧、コメントの投稿には、会員登録が必要になります。
フォーサイトのお申し込み
クローズアップ
  • 24時間
  • 1週間
  • f
  • 最新コメント
  • 最新トピック
  • 新着
  • 高評価
  • コメント数順
back to top