大統領選挙の前倒し強行など強権化を強めるベネズエラのニコラス・マドゥロ政権に対する河野太郎外務大臣の発言が、ベネズエラ外務省の正式な抗議に発展し、波紋を広げている。
河野外務大臣は8月12~19日の日程でエクアドル、ペルー、コロンビア、メキシコを訪問した。
8月17日付『日本経済新聞』によると、河野大臣は訪問先のペルーで14日、ネストル・ポポリシオ外務大臣との会談後、「ベネズエラに広範な国民参加を得た民主主義を回復することで一致した」と述べ、マドゥロ政権の正当性を認めないペルー政府の姿勢に同調した。
この続きは会員登録をすると読むことができます。
「フォーサイト」は、月額800円のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。
フォーサイト会員の方はここからログイン