英「ブレグジット」で石油業界が警告する「熟練工不足」

ランディングの手法に世界が注目している(C)AFP=時事

 

 英国のEU(欧州連合)離脱(ブレグジット)交渉は来年3月の期限を見据え、関係各国・機関の承認手続きに必要な時間を考慮すると、今から2~3カ月以内に最終合意をしなければならない。

 テリーザ・メイ英首相は7月、「チェッカーズ合意」(首相公式別荘「チェッカーズ」での全閣僚会合合意)により、後述する「ソフト・ボーダー・シナリオ」でEUとの交渉に臨む姿勢を明確にした。同シナリオに反対するデイビッド・デイビスEU離脱相とボリス・ジョンソン外相は辞任を発表し、メイ首相は背水の陣を敷いた格好だ。

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執筆者プロフィール
岩瀬昇 1948年、埼玉県生まれ。エネルギーアナリスト。浦和高校、東京大学法学部卒業。71年三井物産入社、2002年三井石油開発に出向、10年常務執行役員、12年顧問。三井物産入社以来、香港、台北、2度のロンドン、ニューヨーク、テヘラン、バンコクの延べ21年間にわたる海外勤務を含め、一貫してエネルギー関連業務に従事。14年6月に三井石油開発退職後は、新興国・エネルギー関連の勉強会「金曜懇話会」代表世話人として、後進の育成、講演・執筆活動を続けている。著書に『石油の「埋蔵量」は誰が決めるのか?  エネルギー情報学入門』(文春新書) 、『日本軍はなぜ満洲大油田を発見できなかったのか』 (同)、『原油暴落の謎を解く』(同)、最新刊に『超エネルギー地政学 アメリカ・ロシア・中東編』(エネルギーフォーラム)がある。
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