風の向こう側 (31)

タイガー復活優勝!「ルール 」「賞金」「システム」米PGA「来季大変革」の秘訣

執筆者:舩越園子 2018年9月24日
エリア: 北米 アジア
「心技体」とも完全復調!(「ツアー選手権」にて、筆者撮影、以下同)

 

 5年ぶり、ツアー通算80勝目のタイガー・ウッズ復活優勝が大注目を浴びた米PGAツアーのプレーオフ最終戦「ツアー選手権」(9月20~23日)会場「イーストレイクGC」に、今年は米国の若きスター選手、ジョーダン・スピースの姿がなかった。

 ツアー選手権はフェデックスカップランキング上位30名だけしか出場できないエリートフィールドだが、スピースはプレーオフ第3戦の「BMW選手権」を終えた時点でランク31位となり、最終戦の出場資格を僅差で逃した。

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執筆者プロフィール
舩越園子(ふなこしそのこ) ゴルフジャーナリスト、2019年4月より武蔵丘短期大学客員教授。1993年に渡米し、米ツアー選手や関係者たちと直に接しながらの取材を重ねてきた唯一の日本人ゴルフジャーナリスト。長年の取材実績と独特の表現力で、ユニークなアングルから米国ゴルフの本質を語る。ツアー選手たちからの信頼も厚く、人間模様や心情から選手像を浮かび上がらせる人物の取材、独特の表現方法に定評がある。『 がんと命とセックスと医者』(幻冬舎ルネッサンス)、『タイガー・ウッズの不可能を可能にする「5ステップ・ドリル.』(講談社)、『転身!―デパガからゴルフジャーナリストへ』(文芸社)、『ペイン!―20世紀最後のプロゴルファー』(ゴルフダイジェスト社)、『ザ・タイガーマジック』(同)、『ザ タイガー・ウッズ ウェイ』(同)など著書多数。最新刊に『TIGER WORDS タイガー・ウッズ 復活の言霊』(徳間書店)がある。
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