岩瀬昇のエネルギー通信
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米制裁控え密かに増えているイラン原油「幽霊タンカー」
2年間のテヘラン勤務経験がある筆者も、「イラン人とはどんな人々ですか?」と聞かれることがある。もう20年近く前の経験だが、国民性というものはそう簡単に変わるものではないだろうから、筆者の見方は今でも有効なのではないだろうか。
筆者の回答はこうだ。
「交渉テーブルの同じ側に座っていると、これほど頼もしいことはないが、反対側に座っていると、これ以上憎たらしいことはない人々、恐ろしいほどに交渉上手な国民だ」
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