米制裁控え密かに増えているイラン原油「幽霊タンカー」

執筆者:岩瀬昇 2018年9月26日
エリア: 北米 中東
捕捉を逃れようとする「幽霊タンカー」が増えているというが……(写真はイメージです)(C)時事

 

 2年間のテヘラン勤務経験がある筆者も、「イラン人とはどんな人々ですか?」と聞かれることがある。もう20年近く前の経験だが、国民性というものはそう簡単に変わるものではないだろうから、筆者の見方は今でも有効なのではないだろうか。

 筆者の回答はこうだ。

「交渉テーブルの同じ側に座っていると、これほど頼もしいことはないが、反対側に座っていると、これ以上憎たらしいことはない人々、恐ろしいほどに交渉上手な国民だ」

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執筆者プロフィール
岩瀬昇 1948年、埼玉県生まれ。エネルギーアナリスト。浦和高校、東京大学法学部卒業。71年三井物産入社、2002年三井石油開発に出向、10年常務執行役員、12年顧問。三井物産入社以来、香港、台北、2度のロンドン、ニューヨーク、テヘラン、バンコクの延べ21年間にわたる海外勤務を含め、一貫してエネルギー関連業務に従事。14年6月に三井石油開発退職後は、新興国・エネルギー関連の勉強会「金曜懇話会」代表世話人として、後進の育成、講演・執筆活動を続けている。著書に『石油の「埋蔵量」は誰が決めるのか?  エネルギー情報学入門』(文春新書) 、『日本軍はなぜ満洲大油田を発見できなかったのか』 (同)、『原油暴落の謎を解く』(同)、最新刊に『超エネルギー地政学 アメリカ・ロシア・中東編』(エネルギーフォーラム)がある。
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