岩瀬昇のエネルギー通信
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交渉難航「COP24」の「合意」と「先送り」の内幕
親子共々お世話になった編集者から「おふたりの共通点は楽天的なところ」だと指摘されたことがある。息子がどう思っているのかは知らないが、筆者は「そうなのかな」と思うことが度々ある。
たとえば、社会人になって10年くらい経ったころ、仕事上での失敗について「心配するな。命まで取られるわけじゃないから」と諭してくれた先輩がいた。爾来、筆者はものごとの軽重を「命を取られるかどうか」で判断するようになっている。すると、ほとんどのことはたいしたことではない。一大事と思うことでも、時間が経てばいい思い出になる(かな?)。
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