
金正恩党委員長(右)は昨年12月30日、文在寅大統領に親書を送り、南北関係の発展と対話の維持を表明した (C)EPA=時事
一方で、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は、今年も米国を威嚇することを忘れなかった。
「ただし、米国が世界の面前で交わした自分の約束を守らず、朝鮮人民の忍耐力を見誤り、何かを一方的に強要しようとして、依然として共和国に対する制裁と圧迫を続けるならば、われわれとしてもやむをえず国の自主権と国家の最高利益を守り、朝鮮半島の平和と安定を実現するための新たな道を模索せざるを得なくなるかも知れない」

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