一方、「新年の辞」で毎年、最も多くの分量を割いているのは経済問題であり、それは今年も同じだった。
北朝鮮は昨年4月の朝鮮労働党中央委員会第7期第3回総会で「経済建設」と「核開発」を同時に進める「並進路線」を終了し、経済建設に専念すると決定した。この方針を受けて発表された今年の「新年の辞」の枠組みは、今年は「経済建設」と「平和」の並進路線を進めるということであるようだ。平和の基軸は南北対話と米朝交渉だ。
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