2018年8月、台湾国防省は『中共軍事力報告』で、現段階では中国軍は後方補給能力や上陸の船艇が不足しているが、2020年までに「全面的な(台湾への)侵攻能力の完成を目指している」と分析した。
台湾の分析を待つまでもなく、最近の米国防当局の懸念は急激に増している。
「民心を買おうとは思っていない」
米国防総省の国防情報局は今年1月に入り、中国軍の能力などを分析した報告書『中国の軍事力』を発表した。
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