「理」で考える日本人「情」で動く中国人

執筆者:柯隆 2019年3月6日
エリア: 北米 アジア
歓迎夕食会で田中首相(左)に手ずから料理を勧める周恩来首相(1972年9月)。首脳同士でこうしたやり取りは極めて珍しく、周首相の「情」が垣間見られた一場面だ(C)時事

 

 日中両国が平和友好条約を締結してから早くも41年経過した。この41年を振り返るまでもなく、両国の関係は決して平たんな道のりとはいえない。『NHK』(BS1)のドキュメンタリー番組『中国“改革開放”を支えた日本人』(2019年2月10日放送)は、40年前の日本人が本気で中国の経済発展に協力しようとしたことが証言されている。むろん、苦労も多かった。

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執筆者プロフィール
柯隆 公益財団法人東京財団政策研究所主席研究員、静岡県立大学グローバル地域センター特任教授、株式会社富士通総研経済研究所客員研究員。1963年、中国南京市生まれ。88年留学のため来日し、92年愛知大学法経学部卒業、94年名古屋大学大学院修士取得(経済学)。同年 長銀総合研究所国際調査部研究員、98年富士通総研経済研究所主任研究員、2006年富士通総研経済研究所主席研究員を経て、2018年より現職。主な著書に『中国「強国復権」の条件:「一帯一路」の大望とリスク』(慶応大学出版会、2018年)、『爆買いと反日、中国人の行動原理』(時事通信出版、2015年)、『チャイナクライシスへの警鐘』(日本実業出版社、2010年)、『中国の不良債権問題』(日本経済出版社、2007年)などがある。
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