岩瀬昇のエネルギー通信
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OPEC総会「4月開催」がキャンセルされたワケ
『日本経済新聞』(以下、日経)が報じているように、「OPEC(石油輸出国機構)」とロシアを中核とする非OPEC産油国(両者をまとめて「OPEC+」)は3月18日(月)、アゼルバイジャンの首都バクーで「共同閣僚級監視委員会(JMMC=Joint Ministerial Monitoring Committee)」を開催し、現行の120万BD(バレル/日量)減産を6月末まで継続することで合意した。
『日経』の記事は『主要産油国、6月まで減産協議の継続を確認』というタイトルとなっており、さらに4月開催予定だった次の「OPEC」総会と「OPEC+」全体会合の見送りを決定、その結果、原油市場は堅調に推移した、と報じている(2019年3月18日22:45掲載)。
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