岩瀬昇のエネルギー通信
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米石油大手「女性CEO」が語る「気候温暖化対策」の可能性
なぜ、日本では気候変動問題が話題に上らないのだろうか?
先日、若い友人と「FIT(固定価格買取制度)終了」、すなわち余剰電力を高めの固定価格で大手電力会社が買い取らなければならない制度に基づいた契約が徐々に満期を迎えるという話になったとき、そもそも気候変動問題という観点からは同じ側にある原子力との対立軸として再生可能エネルギーが位置付けられているというのはなぜだろう、という疑問に遭遇した。CO2排出量の観点からは、再生可能エネルギーは化石燃料の対極に位置するものだ。石炭こそが対立軸ではないのだろうか。
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