スタートアップ大国「イスラエル」で見て聞いて感じた「実情」(上)

エルサレムの「嘆きの壁」。この地の歴史を最も感じさせる場所かもしれない(筆者撮影、以下同)

 

 筆者は、中東やイスラエルの専門家ではないが、特にここ数年イスラエルへの関心を高めていた。元々はイスラエルには3つの宗教があり、ホロコースト等も含めたユダヤ人の建国への長い歴史などについても漠然とは知っていて、人類の歴史を知る上でいつかは訪問すべき地域・国であると思っていた。他方、中東、パレスチナやイスラム教など、日本人である筆者には、複雑でわかりにくいという印象をもっていた。

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執筆者プロフィール
鈴木崇弘 城西国際大学大学院国際アドミニストレーション研究科教授、および『教育新聞』特任解説委員。宇都宮市生。東京大学法学部卒。マラヤ大学、イーストウエスト・センター奨学生として同センター及びハワイ大学などに留学。設立に関わり東京財団・研究事業部長、大阪大学特任教授・阪大FRC副機構長、自民党の政策研究機関「シンクタンク2005・日本」の理事・事務局長も歴任。法政大学大学院兼任講師、中央大学大学院公共政策研究科客員教授、東京電力福島原子力発電所事故調査委員会(国会事故調)事務局長付、厚生労働省総合政策参与などを経て現職。1991~93年まで アーバン・インスティテュート(米国)アジャンクト・フェロー。PHP総研主席研究員、『Yahoo!ニュース』のオーサー、一般財団法人未来を創る財団アドバイザー、日本政策学校代表なども務める。大阪駅北地区国際コンセプトコンペ優秀賞受賞。主な著書・訳書に『日本に「民主主義」を起業する…自伝的シンクタンク論』(単著、第一書林)、『学校「裏」サイト対策Q&A』(東京書籍)、『世界のシンク・タンク』(共に共編著、サイマル出版会)、『シチズン・リテラシー』(編著、教育出版)、『アメリカに学ぶ市民が政治を動かす方法』(監共訳、日本評論社)、『Policy Analysis in Japan』(分担執筆)など。専門は公共政策。
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