医療崩壊
医療崩壊(24)

「消費税率」と「ワクチン不信度」の意外な相関関係

執筆者:上昌広 2019年6月7日
HPV薬害問題も、世界的には「反ワクチン」運動の1つだという (C)時事

 

 麻疹(はしか)の流行が続いている。5月28日、国立感染症研究所は、直近の1週間(5月13〜19日)に届け出があった麻疹患者数は32人だったと報告した。3週続けて増加したことになる。ゴールデンウィーク中に海外旅行をした人たちが持ち帰った可能性が高い。

 麻疹の流行は、我が国に限った話ではない。2000年に根絶されたはずのアメリカでも、今年に入り少なくとも10州で再流行が確認されている。

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執筆者プロフィール
上昌広 特定非営利活動法人「医療ガバナンス研究所」理事長。 1968年生まれ、兵庫県出身。東京大学医学部医学科を卒業し、同大学大学院医学系研究科修了。東京都立駒込病院血液内科医員、虎の門病院血液科医員、国立がんセンター中央病院薬物療法部医員として造血器悪性腫瘍の臨床研究に従事し、2016年3月まで東京大学医科学研究所特任教授を務める。内科医(専門は血液・腫瘍内科学)。2005年10月より東京大学医科学研究所先端医療社会コミュニケーションシステムを主宰し、医療ガバナンスを研究している。医療関係者など約5万人が購読するメールマガジン「MRIC(医療ガバナンス学会)」の編集長も務め、積極的な情報発信を行っている。『復興は現場から動き出す 』(東洋経済新報社)、『日本の医療 崩壊を招いた構造と再生への提言 』(蕗書房 )、『日本の医療格差は9倍 医師不足の真実』(光文社新書)、『医療詐欺 「先端医療」と「新薬」は、まず疑うのが正しい』(講談社+α新書)、『病院は東京から破綻する 医師が「ゼロ」になる日 』(朝日新聞出版)など著書多数。
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