饗宴外交の舞台裏
饗宴外交の舞台裏 (252)

「提携強化」につながった両陛下「マクロン大統領」へのおもてなし

6月下旬、マクロン仏大統領夫妻を迎えられた両陛下 (C)時事

 

 エマニュエル・マクロン仏大統領夫妻が6月下旬、日本を公式訪問した。就任後初来日の同大統領を天皇、皇后両陛下は宮中午餐会で手厚くもてなされた。9カ月前、即位前だった今上天皇は徳仁皇太子としてマクロン大統領夫妻から厚遇されており、この1年足らずの間の相互交流は日仏両国のかつてない良好な関係の反映である。

ベルサイユ宮殿での晩餐会

 マクロン大統領は6月28~29日に大阪で開かれた20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)に出席する前に公式訪問を行った。初日26日は安倍晋三首相と会談し、2日目の27日に天皇、皇后両陛下のもてなしを受けた。

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執筆者プロフィール
西川恵 毎日新聞客員編集委員。1947年長崎県生れ。テヘラン、パリ、ローマの各支局長、外信部長、専門編集委員を経て、2014年から客員編集委員。著書に『エリゼ宮の食卓』(新潮社、サントリー学芸賞)、『ワインと外交』(新潮新書)、『饗宴外交 ワインと料理で世界はまわる』(世界文化社)、『知られざる皇室外交』(角川書店)、『国際政治のゼロ年代』(毎日新聞社)、訳書に『超大国アメリカの文化力』(岩波書店、共訳)などがある。2009年、フランス国家功労勲章シュヴァリエ受章。5月16日、新潮新書から『皇室はなぜ世界で尊敬されるのか』 を刊行。
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