「英総選挙」で歴史の歯車は逆回転するか「社会主義2.0」の台頭(上)

2017年、グラストンベリーでの野外コンサートで行われたジェレミー・コービンの演説風景。多くの若者が熱狂し、歓声を上げた(Official Jeremy Corbyn Channel が公開したYouTube)

 

 「次の選挙」はどうなるのだろうか――。ここしばらく、私の頭の中には、ずっとこんな疑問がぶら下がっている。「次の選挙」というのは、来年2020年の米大統領選ではなく、遅くとも22年に予定される英国の総選挙のことだ。今秋に期限が迫るブレグジット、英国の欧州連合(EU)離脱の展開次第では、今年中に実施される可能性もある。

カテゴリ: 政治 社会 カルチャー
フォーサイト最新記事のお知らせを受け取れます。
執筆者プロフィール
  • 24時間
  • 1週間
  • f
back to top