風の向こう側
(54)
「プレジデンツカップ」キャプテン「E・エルス」が世界にもたらす「勇気」と「希望」

「ビッグ・イージー」を慕う若い選手も多い(C)AFP=時事
長年のゴルフファンなら、アーニー・エルスという選手をご存知のことと思う。
南アフリカ共和国出身のエルスは現在49歳。1994年と97年に「全米オープン」で優勝し、2002年には「全英オープン」も制したメジャー3勝、米ツアー通算19勝を挙げたスーパースターだ。長身と長い腕を活かし、ゆったりとしたリズムでスイングするエルスは「ビッグ・イージー」と呼ばれ、世界中のファンを沸かせた。
だが、エルスにはメジャーチャンピオンに輝いたプロゴルファーという以外にも、とてもユニークな顔があり、彼の生きざまは、人々に勇気や希望をもたらしている。そんな彼の知られざる一面を紹介しようと思う。

「フォーサイト」は、月額800円のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。
フォーサイト会員の方はここからログイン