岩瀬昇のエネルギー通信
(178)
サウジ世界最大石油施設「ドローン攻撃」で油価急騰は長期化なのか
9月14日(土)未明、サウジアラビア(以下、サウジ)東部の大油田地帯にある原油処理施設および近隣の油田がドローンによる攻撃を受けて大火災となり、サウジの生産能力の半分以上に相当する570万BD(バレル/日)の生産が中断した、と報じられている。
原油処理施設とは、地下から生産された原油から天然ガスや水分、あるいは不純物などを取り除き、商品としての原油を抽出するもので、炎上したと報じられるアブカイクの施設は世界最大だ。
この続きは会員登録をすると読むことができます。
「フォーサイト」は、月額800円のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。
フォーサイト会員の方はここからログイン