苦境に陥る政権運営の司令塔「マルバニー大統領首席補佐官代行」更迭の可能性

大統領首席補佐官代行に就任以降は更新されていない本人のTwitter。OMB局長のままのほうがよかったかも
 

【ワシントン発】 現在、ホワイトハウスでトランプ政権の運営の中核に身を置いているのは、大統領首席補佐官代行を務めているミック・マルバニー氏である(2018年12月19日『トランプ政権「閣僚・重要ポスト人名録」(30)マルバニー大統領首席補佐官代行』参照)。

 だが現在、そのマルバニー氏が苦境に陥りつつあり、ドナルド・トランプ大統領は他のホワイトハウス高官らと後任人事について検討しているとも報じられており、更迭説がささやかれ始めている。

カテゴリ: 政治 軍事・防衛
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執筆者プロフィール
足立正彦(あだちまさひこ) 住友商事グローバルリサーチ株式会社シニアアナリスト。1965年生まれ。90年、慶應義塾大学法学部卒業後、ハイテク・メーカーで日米経済摩擦案件にかかわる。2000年7月から4年間、米ワシントンDCで米国政治、日米通商問題、米議会動向、日米関係全般を調査・分析。06年4月より、住友商事グローバルリサーチにて、シニアアナリストとして米国大統領選挙、米国内政、日米通商関係、米国の対中東政策などを担当し、17年10月から米州住友商事ワシントン事務所に勤務、20年4月に帰国して現職。
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