大幅前倒しされる「カリフォルニア州民主党予備選挙」の役割

執筆者:足立正彦 2019年11月27日
エリア: 北米
2016年のスーパーチューズデーでは、共和党のトランプ候補が大注目を集めたが(C)AFP=時事
 

【ワシントン発】 民主党大統領候補指名獲得争いの「幕開け」となる中西部アイオワ州の党員集会は2020年2月3日に予定されており、残すところ2カ月あまりとなった。

 そして同集会から8日後の2月11日には、ニューイングランド地方のニューハンプシャー州で予備選挙が実施され、さらにその11日後の同月22日には、ヒスパニック系有権者の参加者が多いネバダ州で党員集会、その1週間後の同月29日には、南部初の予備選挙となるサウスカロライナ州予備選挙が予定されている。

カテゴリ: 政治
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執筆者プロフィール
足立正彦(あだちまさひこ) 住友商事グローバルリサーチ株式会社シニアアナリスト。1965年生まれ。90年、慶應義塾大学法学部卒業後、ハイテク・メーカーで日米経済摩擦案件にかかわる。2000年7月から4年間、米ワシントンDCで米国政治、日米通商問題、米議会動向、日米関係全般を調査・分析。06年4月より、住友商事グローバルリサーチにて、シニアアナリストとして米国大統領選挙、米国内政、日米通商関係、米国の対中東政策などを担当し、17年10月から米州住友商事ワシントン事務所に勤務、20年4月に帰国して現職。
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