岩瀬昇のエネルギー通信
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「OPEC総会」「プラス」で決まるのは「減産維持」か「減産増」か
早いもので、もう師走だ。
編集部から催促はまだないが、そろそろ「2020年の原油価格予想」の勉強を始めなければならない。毎年の「期末試験」のような本欄における原油価格予想も、今回で6年目になる。
当初は「油価予想」は「神の御業」だとして具体的数字を挙げることを避けていたのだが、『原油暴落の謎を解く』(文春新書、2016年6月)を書くための勉強を通じて一定の「視座」を確保したため、大胆に予想するようになってしまった。
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