ブレグジット決定「ジョンソン首相」歴史的勝利「3つの要因」

大勝を収めて意気軒高だが、試されるのは「今後」(C)AFP=時事
 

 12月12日に行われた英国総選挙は、結局、ボリス・ジョンソン首相率いる与党保守党が予想以上の票を得て、安定過半数を獲得した。

 保守党は解散時の議席を298から365に勢力拡大し、ジェレミー・コービン党首率いる野党労働党は、243から203に後退した。他方、スコットランド国民党は35から48に躍進し、選挙戦開始当初議席増を予想された自由民主党は、21から11に後退した。

 保守党はサッチャー政権時の376議席を得た1987年の選挙以来の大勝だった。2017年6月に予想外の敗北を喫した前回選挙前の330を上回り、党勢を大きく拡大した

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執筆者プロフィール
渡邊啓貴 帝京大学法学部教授。東京外国語大学名誉教授。1954年生れ。慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程・パリ第一大学大学院博士課程修了、パリ高等研究大学院・リヨン高等師範大学校・ボルドー政治学院客員教授、シグール研究センター(ジョージ・ワシントン大学)客員教授、外交専門誌『外交』・仏語誌『Cahiers du Japon』編集委員長、在仏日本大使館広報文化担当公使(2008-10)を経て現在に至る。著書に『ミッテラン時代のフランス』(芦書房)、『フランス現代史』(中公新書)、『ポスト帝国』(駿河台出版社)、『米欧同盟の協調と対立』『ヨーロッパ国際関係史』(ともに有斐閣)『シャルル・ドゴ-ル』(慶應義塾大学出版会)『フランス文化外交戦略に学ぶ』(大修館書店)『現代フランス 「栄光の時代」の終焉 欧州への活路』(岩波書店)など。最新刊に『アメリカとヨーロッパ-揺れる同盟の80年』(中公新書)がある。
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