【ワシントン発】 筆者がワシントンに勤務していてトランプ政権下の米国政治の大きな変貌という観点から最も鮮烈な印象を受けるのが、共和党の変化である。
具体的には、ドナルド・トランプ大統領が2017年1月に就任してから約3年が経過しようとしている中、トランプ大統領の影響力が益々増大している共和党の姿である。
合計17名の候補者が出馬していた2016年共和党大統領候補指名獲得争い当時、当初、トランプ氏が「泡沫候補」の1人としてしか見做されていなかった事実を振り返ると、共和党の変化を認識せざるを得ない。
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