「日韓に橋をかけた」偉業:ロッテ「重光武雄」を悼む

執筆者:大西康之 2020年1月22日
カテゴリ: 経済・ビジネス
エリア: アジア
2017年12月、横領などの罪に問われ、韓国のソウル中央地裁に向かう最晩年の重光氏。この後、懲役4年の実刑判決が言い渡された (C)EPA=時事

 

 日韓「ロッテグループ」の創業者、重光武雄名誉会長(韓国名:辛格浩=シン・ギョクホ)が19日、ソウル市内の病院で死去した。98歳だった。

 日本統治時代の朝鮮半島慶尚南道で生まれ、戦時中の1942年に渡日した重光氏は、戦後、チューインガムで大成功。その富を母国に投資し、日韓を股にかける巨大財閥を作った。成功の背景には、日韓の大物政治家との密接な関係があった。

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執筆者プロフィール
大西康之 経済ジャーナリスト、1965年生まれ。1988年日本経済新聞に入社し、産業部で企業取材を担当。98年、欧州総局(ロンドン)。日本経済新聞編集委員、日経ビジネス編集委員を経て2016年に独立。著書に「稲盛和夫最後の闘い~JAL再生に賭けた経営者人生」(日本経済新聞)、「会社が消えた日~三洋電機10万人のそれから」(日経BP)、「東芝解体 電機メーカーが消える日」 (講談社現代新書)、「東芝 原子力敗戦」(文藝春秋)、「ロケット・ササキ ジョブズが憧れた伝説のエンジニア・佐々木正」(新潮文庫) がある。
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